作成:筑波大学医学医療系精神医学 2015年3月
この資料では、被災者のこころのケアは、心理支援だけでなく、医療・福祉サービスや生活支援が一体となって初めて効果を発揮すると捉えて、包括的に被災者の心のケアについて書かれています。
また、災害発生直後からの時間的な経過に沿って、最初期、初期、中期、長期として心のケアとして何をするべきかについて書かれています。
手順書編(130ページ)、付属文書編(72ページ)の2部構成になっていて、全体として包括的かつ網羅的に、災害時の心のケアについて書かれています。索引も付いていて、現場でも活用しやすいと思います。
いったん災害が生じて現場で活動することになると目の前のことに焦点が当たりがちです。
この資料に触れることで、災害時の心のケア全体の中に目の前の活動を位置づけるやすくなると感じます。
災害時のこころのケア – 筑波大学附属病院精神神経科